早さ、安さ、そして柔軟性

元グリ交換は前から要望があったものの、グリップ形状(巻き具合)は好み差が大きいため、ユーザー自身で対応されるのがベストであるという意識でお断りしておりました。

最近また依頼が多く、自身でやられるのが難しそうなお客様にはサービスで対応しておりましたが、作業が結構大変でして、ガット張り並みに時間もとられるので有料にてお手伝いすることとしました。

リプレイスメント交換【価格】550円(税込)

  • 交換用リプレイスメントグリップはお客様にてご用意お願いします。
  • 形状の好み・要望はお受けしますが、完全に反映できるものではありません。

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なお、ユーザーご自身で交換されることを第一に推奨いたします。もう10年以上前の記事になりますが、手順の参考に転載いたします。ご利用下さい。


—(序文省略)—

では早速,

レザーも各社色々とありますが,nSixOne90で使い慣れているWilson製をDEPOで購入しました。FAIRWAYレザーは使い込むと黒っぽく深みが増すのですが,Wilsonレザーは白褪せてしまうのが嫌なのですが,まずはコスト優先で。

オーバーグリップを剥がしました。全然劣化がないので,勿体ないのですが仕方なし。オーバーグリップ巻きの通常使用状態では360gでした。

上からベリベリと剥がしていきます。両面テープで強烈に張り付いています。

クッショングリップの末端は,噂どおりホッチキスで留まっておりました。

ホッチキスは再利用のために取っておきます。結構長いです。

グリップエンドは,同様のホッチキスが数箇所に打たれて留まっていました。

新品のレザーテープには裏に両面テープがついています。グリップに残った古いベタベタ両面は凸凹になると嫌なので剥がします。

レザーを巻いていきます。まずは,レザーにホッチキスが通る穴を開けて刺しておきます。

クッショングリップと同じ穴に打ち付けた後,グイグイ引っ張って巻いていきます。グリップエンドはボッコリ感が欲しいので,若干多目に。それ以降は2mm程度重ねてグイグイ巻きます。

ここで異常を発見!分かるでしょうか,空隙です。

プラスチックのパレットのようなグリップなのですが,品質が悪いですね。最近のWilsonの塗装といい,確かに衝撃を受ける品ではありますが,それなりの価格なのですから大事に作ってほしいものです。剥がさないと分かりませんでしたよ。

それにしても,この空隙は丁度「角」でバックハンドの親指が当たる場所にあります。上から巻いてもレザーに跡が出ます。神経質な性格ゆえ,毎度気にすることが嫌なので,一度巻き終えたのですが,剥がして処置することにしました。今後巻きなおすこともないだろうから妥協はヤメ。


パテにしようかと思ったのですが手元に無かったので,スキーのリペア材にしました。溶かして垂らし入れました。

凹凸をカッターで削って,ツラを合わせました。これで大丈夫でしょう。

そして最後部。ハサミで切って長さを合わせるまではオーバーグリップと一緒なのですが,リプレイスメントグリップはテープ中央部にクッション材があるため厚みがあります。斜めにカットした淵にクッション材があると段差がついてカッコ悪いので,カッターで削ぎます。

巻き終わり。結構キレイにできるもんですね。

そしてオーバーグリップ(中古)を巻きます。これは滑り止めですね。(注:画像は空隙処理前のもの。レザーに窪みが見えます)

完成したプレステージをnSixOneと。

この状態でnSixOne(USモデル):362g,プレステージ:366g(レザー化で6g増)。ついに重さが超えました。フレームはnSixOneの方が重いんでしょうが,ガットの量などで実使用状態ではドッコイドッコイなのでしょう。プレステージの方がバランスはトップ寄りなので,振り回しは重いです。

余談ですが,面の大きさも90インチのnSixOneより93インチのプレステージの方が小さいです。重ねると明らかです。

 

2009年9月14日

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